お抹茶のお稽古

二重棚・地板のあるものとないものがあります。地板のない場合は、最初に水差しを運び出し、最後にさげます。地板のあるものは、水差しを置きつけておきます。

 丸卓(桐木地)・天板と地板がともに丸く二本柱で、地板には低い足が三つついています。桐木地の丸卓に限っては、柄杓を伏せて飾ります。

 茶通箱のお手前。

 今日のお軸。薫風自ら南より来る。中国の書家・万軍氏の作品。 お庭の芍薬
 今日のお菓子。長寿園さんの味噌松風。  柄杓・・釜や水差しから湯や水を汲むために使用する。竹の柄杓です。柄杓の長さは同じですが、風炉用と炉用があり、合の大きさと、切止めの切り方が違います。
風炉用・・・柄杓の切止めの竹の身の側がそいであります。
炉用・・・柄杓の切止めの竹の側がそいであります。
百人一首にあります。[風そよぐ奈良の小川の夕暮はみそぎぞ夏のしるしなりける]正三位家隆